卵胞期の検査ではいったい何が分かるの?
こんにちは。
初ママpaddyです♡
いつも私のブログを読んで下さり、本当にありがとうございます。
「他嚢胞卵巣症候群」「甲状腺機能低下症」と診断された私が、
数年間の不妊治療を経て、妊娠出来るまでの記録です。
私の経験が1人でも多くの方の力になれたらと思い、毎日ブログ更新中です!
不妊治療の最初のステップは『検査』です!前回までのブログではこの検査は、月経期に沿って行うということを説明してきました。
前回【月経期】について記載をしました。
今回は【卵胞期】について記載をしていきます。
卵胞期に行う検査は下記の通りです。
■排卵前(月経終了後)
・子宮卵管造影
■排卵時(月経12-14日)
・超音波
・頚管粘液検査
・フーナーテスト・ミュラークルツロックテスト
実際検査名を記載しても、いったいこの検査は何なのか全く分からないですよね。
1つ1つ説明していきますので、これから卵胞期の検査を控えている方は、是非読んで予習して頂けたらと思います。
■子宮卵管造影
最初にお伝えだけしておくと、私は全ての不妊治療の中で、この卵管造影が一番痛かったです。検査というもので初めて痛みで涙を流しました。。。
ただ、痛みは病院の先生の腕によっても違うのかもしれません。最初の病院ではとても痛かったのですが、大きな病院に変えた後に、卵管造影と同じ原理で行う卵管内人工授精をした際には、ほとんど痛みはありませんでした。
不妊治療を行った方であれば、この卵管造影は痛かった検査ランキングに必ず入ると思います。
具体期に何をするのかというと・・・
この検査は、卵管が詰まっていないかを調べる検査です。痛いのですが、不妊治療の中では必ず行わなくてはいけない大切な検査です。
子宮内にシリコン製の柔らかく細かいカテーテルを用いて造影剤を注入して子宮の形、卵管の通過性を確認します。この検査を排卵前に行う理由は、妊娠している場合にこの検査が妊娠に影響を及ぼす可能性があるからです。
卵管造影検査のイメージ図は下記の通りです。
■超音波検査・頚管粘液検査
排卵が近づくと子宮内膜は厚くなり、卵子を包む卵胞は直径2センチにまで発育します。この変化を確認するのが、超音波検査です。また排卵の時期には子宮の出口(頚管部)から頚管粘液が分泌され、精子が子宮に入りやすい環境を作ります。この粘液が少ないと精子が子宮内に到達出来ないので、その分泌について調べるのが、頚管粘液検査です。
超音波検査は、お腹ではなく膣から見ますので、最初は抵抗があります。徐々に慣れてきて男性医師でも平気になりますが、女医さんが良いなという方は、病院を選ぶ際に、女医さんがいるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
■フーナーテスト・ミュラークルツロックテスト
精子頚管粘液の適合性を調べる検査です。フーナーテストは排卵時期、頚管粘液が充分に分泌されている時に性交渉を行い、当日もしくは翌日に来院し、頚管粘液中の精子を調べます。ミュラークルツロックテストは頚管粘液と精液を別々に採取して顕微鏡下でその適合性を調べます。
この検査は、行わない病院も多いかと思いますので、参考に読んで頂ければと思います。
以上が、【卵胞期】に実施する検査内容です。
【月経期】の血液検査と比べると、卵管造影や超音波検査と体に負担がある検査も増えてきます。卵管造影は痛いですが、一度きりです!可愛いベイビーに会えるように、1度だけ頑張りましょう!
よく病院のサイトでは、痛くない方法で行っている等記載がありますが、痛いと思って覚悟して行った方が、痛くないと思って痛いより楽なはずです!痛いのは一瞬ですのでこれから卵管造影がある方は、是非頑張って下さい!
次回は【黄体期】の検査内容について具体的に記載をしていきます。
今回のブログがこれから検査という方の少しでも力になれたら嬉しいです。
何かご意見・ご質問・ご相談があれば、是非コメント下さい!
皆様からのご意見をお待ちしています!!