不妊治療から妊娠・出産までのリアルブログ

辛い不妊治療を乗り越えて、可愛い天使に出会えるまでの記録

不妊治療を実際に経験して感じたこと~不妊治療のここが辛い!パート4~

こんにちは。

初ママpaddyです♡

 

「他嚢胞卵巣症候群」「甲状腺機能低下症」と診断された私が、数年間の不妊治療を経て、妊娠出来るまでの記録です。

 

私の経験が1人でも多くの方の力になれたらと思い、毎日ブログ更新中です!

 

さて、数日にわたり記録をしている、

不妊治療を実際に経験して感じたこと】ですが、今回は最終のパート4です。

パート1では、【薬による体調不良】【努力しても出ない結果】

パート2では、【毎月の多額の支払い請求】

パート3では、【周囲の妊娠報告】について記載をしました。

 

babycome.hatenadiary.jp

最終回である今回は、【時間の制約】について記載をします。

 

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不妊治療と仕事の両立を考える際には、この【時間の制約】は大きな壁となります。

治療の中でも「検査」「タイミング法」であれば、そこまで仕事の制約はありません。

休みの日を利用して、病院に通院をすれば問題ありません。

 

しかし、ステップアップをした「人工授精」「体外受精」「顕微授精」については、自由に通院日を決めることが出来ないので、仕事で早退や休みをとる必要があったり、タイミングがどうしても合わず、今回は治療を諦め来月にするという選択が必要となります。

 

私は、人工授精の際に何度か大切な会議と重なり、次回に治療を遅らせたことがあります。

病院の先生にもその日はどうしても仕事を休めません。とお願いをしましたが、排卵日に合わせるため、どうお願いしても人工授精日を変えることは出来ません。

また、人工授精日以外にも、排卵確認のために施術日前は頻繁に通院をする必要があります。

 

人工授精以上に、体外受精・顕微授精は時間の制限があります。

私は、人工授精で時間を合わせることが難しかったため、体外受精にステップアップする前に、会社に働き方を変えたいと希望を出しました。

時短で働くようにし、通院を自由に出来るようにしてから体外受精・顕微授精に臨みました。

 

体外受精の場合は、下記スケジュールでの通院が必要となります。

  • 月経2~4日目に来院(ホルモン値確認、問題なければ注射)
  • 月経9~10日目に来院(ホルモン値・超音波検査で卵胞発育状況確認、採卵日決める)
  • 採卵2日前(hcg注射)
  • 月経11~13日目(採卵)
  • 採卵2~3日後or5日後(胚移植

 

記載したスケジュールが主ですが、注射を自己注射(自分で自宅で注射をする)でない場合は、2日に1回のペースで、注射をしに来院をする必要があります。

 

来院の回数もとても多いのですが、更に辛いのは1回の来院の長さです。

体外受精を行う場合、病院は少しでも結果があるところ、有名なところを選ぶ方が多いと思います。

私も体外受精で有名な病院を選びました。

 

有名な病院であると、毎回の待ち時間がとてもとても長いです。

2時間待ちは当たり前でした。2時間待った後にホルモン検査をした際には、結果を当日に聞くため、更に待ちます。

 

来院にどのくらい時間がかかるのかは毎回異なるため、具体的な所要時間が読めないのもまた、仕事の両立では辛いところです。

 

私はよく、病院の待ち地時間にPCを持っていき、仕事をしながら待っていました。

来院回数が多く、1回の待ち時間が長い治療ですが、待ち時間が長いということはそれだけ信頼されている有名な病院ということです。

 

私のように働き方を変える必要はないと思いますし、そうしなくて良いのであればそればベストであると思います。ただ、体外受精・顕微授精へステップアップをする場合には、想像している以上に時間の制限があります。職場に、「不妊治療をしていて、体外受精までステップアップをしている」「体外受精にはこれだけの来院が必要」ということをしっかりと理解してもらうことが大切となります。

 

来院で、時間は拘束をされてしまいますが、待ち時間に仕事を行うことは可能です。不妊治療での時間の拘束は改善方法が正直ありません。職場に正直に伝え、理解をしてもらいながら、今は治療に専念すると決めて、有給や早退を認めてもらいましょう。

 

子供がいる場合は、時短や早退が認められます。不妊治療も子供の問題であることに代わりありません。もっともっと不妊治療と仕事の両立がし易い環境を整える必要があると私は思っています。

 

このブログで何度もお伝えをしていますが、不妊治療は決して恥ずかしいことではありません。職場にしっかりと治療内容を伝え、理解してもらい気兼ねなく通院出来る環境を作っていきましょう。

 

最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。今回のブログが少しでも参考となれば嬉しいです。

次回は【不妊治療の検査内容】について記載します。

 

今回読んで頂き、何かご意見・ご質問・ご相談等がございましたら、どうぞお気軽にコメント下さい。