不妊治療から妊娠・出産までのリアルブログ

辛い不妊治療を乗り越えて、可愛い天使に出会えるまでの記録

不妊治療を実際に経験して感じたこと~不妊治療のここが辛い!パート3~

こんにちは。

初ママpaddyです♡

 

「他嚢胞卵巣症候群」「甲状腺機能低下症」と診断された私が、

数年間の不妊治療で妊娠出来るまでのリアルな記録です!

私の経験が1人でも多くの方の力になれたら嬉しいと思い、毎日ブログを更新中です!

 

さて、数日にわたり記載をしている、

不妊治療を実際に経験して感じたこと】ですが、パート3まできました!

 

パート1では【薬による体調不良】【努力しても出ない結果】

パート2では【毎月の多額の支払い請求】について記載しました。

 

babycome.hatenadiary.jp

今回のパート3では、【周囲の妊娠報告】について記載をします。

 

不妊治療をしていると、精神面・肉体面・金銭面での負担があり、本当に辛い毎日となります。

そんな中で辛いのが、自分よりも後から結婚した友人たちからの、幸せな妊娠報告です。

 

私は、不妊治療が上手くいかず、辛く涙する日々が多かった時に、

同じLINEグループにいる友人達が4人いっきに同じ時期に妊娠をしました。

4人共、私よりも後に結婚をしており妊活はまだ初めていないタイミングでした。

 

友人の妊娠報告はとても嬉しいことですし、

自身が不妊治療をしていることで、妊娠がいかに奇跡かを実感していたため、

心から嬉しかったのは事実です。

 

ただ、4人いっきに同じLINE上で報告があり、「思ったより簡単に妊娠出来たね!」や「同級生だね!」「妊婦生活楽しもうね」といった会話に混ざるのは、

とても辛いことでした。。。

 

素直に祝福出来ていない自分の小ささも悲しくなりますし、なぜ私だけ?というマイナス思考にも陥りました。

 

その他にも、「子供はまだ作らないの?」「仕事も良いけど子供も良いよ」といった周囲の言葉は不妊治療をしている人を心から傷つけます。

 

私は一度タクシーの運転手さんに、「結婚しているのになぜ子供を作らないの!?」「あなたみたいな方がいるから少子化になるんだよ」と言われタクシーで泣きそうになったことがあります。

「結婚しているのか」という質問には、安易に答えない方が良いですね。笑

 

ただ、私自身もきっと不妊治療をしていなかったら、分からない気持ちだと思います。

きっと私も「子供は?」や1人子供がいる人には「2人目は?」という質問を悪気なくしてしまっていたと思います。

 

このような不妊治療の人を苦しめる実情は、不妊治療が恥ずべきことであり、周囲には内緒にした方が良い、自然妊娠が一番素晴らしいという日本の風潮が原因と考えます。

 

平成28年には、44万7790件の体外受精が行われ、5万4110人の子供が産まれています。いまや18人に1人が体外受精で産まれているのです。

 

日本は不妊治療をもっとオープンにすべきであり、認知度を上げるべきです。

 

私は基本的に、友人に「子供は?」と言われた際には、不妊治療をしていることをしっかりと伝えていました。

傷つけるようなことを言ってしまうのは、悪気があるのではありません。

不妊治療があまりに身近でなく、自然妊娠しか知らないから言ってしまっているだけです。

 

今は、矢沢心さん等芸能人の方が不妊治療について、オープンにしていたり、「隣の家族は青く見える」等ドラマで不妊治療をテーマにしたため、少しずつ認知度は高まったと思いますが、まだまだ自然妊娠が素晴らしいという風潮は変わっていません。

 

働く女性が多い今、仕事での多忙やストレスによって不妊に悩む方、

仕事が忙しく子供を諦める方が日本には沢山います。

 

不妊治療は決して恥ずべきことではありません。

周囲の妊娠報告や悪気ない一言に傷ついている方がいれば、胸を張って「私は不妊治療をしている」と公表してみましょう。周囲の人は必ず分かってくれますよ。

 

実際に私は治療中とても辛く、妊娠中や子持ちの友人と会うことを避けていました。

私の気持ちなんてどうせ分からないと勝手に思っていました。小さい人間ですね。。。

 

しかし、実際に自分が妊娠できて治療していることを打ち明けていた友人に、妊娠報告をしたところ報告した友人が涙して喜んでくれたのです。

 

不妊治療をして苦しんでいる時は、周囲がどれだけ心配をしていてくれたか分かりませんでしたが、実際は心から妊娠を願ってくれていたのです。

そんな周囲の反応に、私も涙が出ましたし、周囲を避けていた自分が本当に小さく感じました。

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自分が辛い時に、無理して友人に会う必要はありません。

ただ、どうせ何も分からないと友人を嫌うことは辞めましょう。

嫌味なことは知らないだけです。治療について話しても何も言わないのは、気を使ってくれているのです。

 

あなたは決して一人で戦っているのではないのですよ!

周囲に頼りながら、治療に励みましょう。ストレスが一番の天敵です!

 

今回の記事が今周囲の一言に傷ついている方の少しでも力になれたら嬉しいです。

 

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

何かご意見・ご質問・ご相談等がれば、どうぞお気軽にコメント下さい!